メンテナンス
危険
爆発の危険
爆発する危険のある環境では、ヒューマンエラーが爆発につながるおそれがあります。
- 使用されるドライブの型式が防爆区域の要件を満たすことを確認します。この情報はドライブラベルに記載されています。
Ex~: ATEX 区域 1、2、21、22。
Red~: ATEX 区域 2、22。
In~: 防爆区域には適しません! - 爆発する危険のある環境での作業は、なるべく避けてください。
- ドライブを無電圧状態にオフにしてから、爆発性雰囲気でのドライブに対する作業を行います。
- 組み立ておよび接続作業は、必ず専門の教育を受けたスタッフに依頼してください。
- 作業の際は常に周囲条件に気を配ってください。
- 爆発性雰囲気での作業は運用企業の許可を得てください。
警告
つぶされる、およびぶつける危険
スプリングリターン付きロータリーアクチュエータは、電源が故障すると、すぐに基本位置へ移動します。この時、ロータリーアクチュエータおよび接続されているコンポーネントでの作業を行っていると、これにより挫傷するおそれがあります。
- 作業を始める前に、ロータリーアクチュエータの電源をオフにしてください。この時、ロータリーアクチュエータまたは接続されているコンポーネント (ベンチレーションフラップなど) のそばに人がいないことを確認してください。
- ロータリーアクチュエータが、スプリングが緩んだ状態で基本位置にある時以外、作業を行わないでください。
警告
衝突の危険
作業時にアクチュエータが落下すると、人に当たって怪我をするおそれがあります。
- 取り付け/取り外し作業の際は、下に誰もいないことを確認してください。
- 取り付ける際は、アクチュエータが緩まないように注意してください。これらは、振動や腐食などの外的影響を考慮して、長期的にも遵守する必要があります。
注意
衝突および躓く危険
アクチュエータの位置が適切でない場合、ぶつかったり、躓いたりするおそれがあります。
- アクチュエータは、なるべく通路や作業エリアに取り付けないでください。
- 躓いたり、頭をぶつけたりするおそれがないように、アクチュエータを配置してください。
- 必要に応じて、ぶつけたり、躓いたりした箇所に印をつけておいてください。
アクチュエータは、機能に関してはメンテナンスフリーであり、関連する地域の保守規定を法律または工場の規則に従って遵守してください。
アクチュエータはメンテナンスフリーです。年次点検を推奨しています。電気装置の点検および保守に関しては、該当する基準をご参照ください。防爆機器を開く時は、必ずメーカーが行う必要があります。
関連するすべての国内および国際基準、ならびに爆発の可能性のあるエリアに関する規則を遵守してください。メーカーの説明書を参照して、正規の部品を取り付ける必要があります。メーカーによって規定された以外の方法で本器を使用した場合、本器の安全レベルは低下している可能性があります。電気装置の計画、選択、設置に関しては、該当する基準を採用することができます。電気接続の際は、ターミナルボックス Ex-e を使用してください (ExBox-...など)付属品
防火フラップのルーチン点検
繰り返す点検の際は、電圧を遮断した状態 (アクチュエータの電源を遮断する) で行うように注意してください。ExPro-TT-... の点検ボタンは、アクチュエータ機能の現場での点検時のみ使用します。